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READ 2 INNOVATE! 読書からイノベーションを起こす情報集!

『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術の』の著者渡邊康弘が、最新のビジネス書をはじめ、読書会や読書法など、読書とイノベーションに関する様々な情報をお届けするブログです。

【2014年最高の洋書、天才の秘密に迫った一冊がついに翻訳!】『二人で一人の天才 』ジョシュア・ウルフ・シェンク (著), 矢羽野薫 (翻訳) , 英治出版 (2017/4/15)

こんにちは。渡邊です。

2014年、
私が最も感銘を受けた洋書が
ついに翻訳!

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2014年、原書を手にとったときに、
思わず涙がこぼれ出し、
クリエティブ・ペアの大切さに
気づかされました。

この本をどこかの出版社で翻訳されないかと、
英治出版のプロデューサーにかけあったところ、
翻訳検討予定となり、
いつ、翻訳されるか心待ちしていました。

英治出版のプロデューサーと、
季節ごとに情報交換の中で、
この本がいつ翻訳されるのか伺ってました。

2015年には、2016年には、、、、
そして、ようやく2017年4月に刊行となりました。

奇しくも、2017年の2022ツアーの中で
神田昌典さんが、
トニー・クシュナーの言葉を通し、
「クリエイティブ・ペア」について話しました。

今年は出会いの年。
それも大きな70年という次の時代に向けた
流れの中で、自分自身の変革を促す出会いがある年。

本書を読むことで、
あなたのパートナーとの
新たな関係性が見いだせるでしょう。

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■本日の一冊

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『二人で一人の天才 』
ジョシュア・ウルフ・シェンク (著), Joshua Wolf Shenk (著), 矢羽野薫 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 384ページ
出版社: 英治出版 (2017/4/15)

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POWERS OF TWO 二人で一人の天才

POWERS OF TWO 二人で一人の天才

  • 作者: ジョシュア・ウルフ・シェンク,Joshua Wolf Shenk,矢羽野薫
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2017/04/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

ありそうでなかった、こんな一冊を待っていた!!

「偉大なイノベーションは、
クリエイティブ・ペアによって生まれていた?」

私たちは長年、「天才」に対する神話を信じてきました。
独りで孤独な「天才像」。
多くの人が天才と思い浮かべたときに、
エジソンやアインシュタインを
思い浮かべることでしょう。

エジソンの有名な言葉として
「天才は1%のひらめきと99%の汗」
"Genius is one percent inspiration and 99 percent perspiration."
がありますが、エジソンは決して研究を
一人ではしていませんでした。

また、同様にアインシュタインもそうです。
アインシュタインは、相対性理論を生む際に、
鏡に向かい自分が光に乗った姿を

思い浮かべましたことで有名です。
しかし、実際は一人ではなく、
この時期には、数名の仲間と共に
「アカデミー・オリンピア」というコミュニティを設立し
毎晩、自由に飲んで話したり、
山登りやハイキングをしていたといいます。

実際に時代を見ても、
孤独な天才一人でイノベーションを
起こしたケースは少ないように思えます。

例えば、アップルのジョブズとウォズニアック。
テオとゴッホ。
ビートルズのジョン·レノンとポール·マッカートニー。

日本で見ても、ソニーの井深さんと盛田さん。
ホンダの本田さんと藤沢さんなど。

世界にインパクトを起こす人には
必ず良きパートナーがいます。

偉大なるイノベーションとは、
クリエイティブ・ペアによって
生み出されるのかもしれません。

またこんな話があります。
マーク・ザッカーバーグは、
シェリル・サンドバーグとの相性を
このように語っています。
「1時間のどんなミーティングよりも、
二人で歩きながら話す30秒間で多くのことを語れる」

それでは一体どのようにすれば、
このようなパートナーを見つけることができ、
偉大なるイノベーションを
起こすことができるのでしょうか?

本書ではその過程を
1.Meeting 2.Confluence 3.Dialectics
4.Distance 5.Infinite Game 6.Interruption
という流れであらわしています。

出会いの中では、お互いの共通の関心事項が、
きっかけになり発展することや
お互いのクリエイティブな長所を発見し、
相互に信頼性を高めていけること。

いかに内なる「声」を醸成させ、
無意識の中から創造している環境を作り出していること。

しかし、同時にお互いがお互いと結びあうからこそ、
最大の敵となり、
離れていくケースなど。そして最後には、、、、

本書を読めば、偉大なイノベーションを起こす、
パートナシップが明らかになること間違いなしです。

非常にオススメな一冊です。

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■本書の共鳴ポイント

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それ以上、分割できない人間の最小単位は二人だ。
二つ一組の魂が絡み合うところから、
社会が生まれ、人生が生まれ、演劇が生まれる。
トニー・クシュナー(脚本家)

問題は、孤高の天才が空想にすぎず、
神話にもとづく神話であることだ。

1人は孤高の天才として注目され、
もう1人は歴史の影に埋もれていることが、
例外というより新しい法則に思えてきた。

隠れたパートナーシップは、特別なペアにかぎらず、
あらゆる分野の人間関係に広く存在する。
どの分野にも有名ゴルファーを支える無名のキャディがいるが、
その役割が世間の目に触れることはない。

2人組は創造をもたらす基本単位だ。

なぜ2人組なのか。ひとつには、人間はグループより1対1のほうが、
より心を開いて深く交流できる生き物なのだろう。
赤ん坊のときから世話をしてくれる人との1対1のやり取りを通じて、
私たちの心はかたちづくられていく。

自分と他人のあいだに横たわる広大な空間に飛び込むことによって、
私たちは最高の仕事を成し遂げ、最高の人生を送ることができる。

ごく普通の人間関係が、人生を変える崇高な出会いを
もたらすという事実は、社交性の高い人々には
当たり前の経験かもしれない。
しかし、比較的孤立した場所にいながら
新しい関係を求めが足る人にとっては貴重な教訓だ。

人生の早い時期から深く結びついている2人が、別々の経験を積み、
異なる考え方や感情のスタイルを洗練させたとき、
最初の出会いの殻がむけた新たなステージへと進む。

クリエイティブ・ペアに発展する2人は、自ら創造に挑む。
その過程で苦しむこともあるだろう。
一方で、いい仕事が結果として喜びを生む。

プレゼンスが信用を生み、信用が信頼に発展して、最後は信じる心へと高まる。


クリエイティブ・ペアの特徴としてわかりやすいのは、儀式だろう。
儀式は創造的な習慣の基礎になる。

作家のグレアム・グリーンは小説『情事の終わり』を執筆しているとき、
毎日500語を書いた。場面の途中でも、500語でその日は終わりだった。

1人で儀式をする場合の主な目的は、乱れる精神を律することと、
予想外のことが次々に起きるクリエイティブなプロセスのなかで
自動的にいつもと同じ振る舞いができるようにすることだ。
一方で、ペアにとって儀式の意味は、個人の生活を切り離して
共有する空間に入り込むことかもしれない。

ペアの全盛期は似たような話し方をするだけでなく、
一緒に言葉をつむぐ。互いに相手の話の続きを引き取って、
完結させることも多い。

ペアの結びつきを象徴する最も強力な言葉は、最も単純でもある。
すなわち、「私たち」だ。距離が縮まるにつれて、人称代名詞は
単数形が減って、複数形が増える。

うまく機能しているペアは決まって、良好な関係のカギは、
相手に十分な空間を与えることだと言う。


あなたのパートナーは嫌なヤツだという事実を受け入れよう。
あなたが嫌なヤツだという事実も受け入れよう。
つまりはお互いさまだ。
パートナーについて腹が立つところは、ワクワクさせられるところでもある。
いちばん好きなところは、いちばん頭に来るところでもある。
髪型が決まれば朝からご機嫌、決まらなければ不機嫌になるのと同じだ。
 あなたにとって必要な人は、あなたを喜ばせるし失望もさせるが、
創造的な経験の指数は喜びや失望で決まるわけではない。

思考や感情は決してとるに足りないものではないが、最も重要なものでもない。
肝心なのは、創造的な作業だ。
 現実はあなたの頭のなかにはない。
現実は、あなたと他人のあいだにある。そのことを受け入れよう。


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『二人で一人の天才 』
ジョシュア・ウルフ・シェンク (著), Joshua Wolf Shenk (著), 矢羽野薫 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 384ページ
出版社: 英治出版 (2017/4/15)

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POWERS OF TWO 二人で一人の天才

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  • 作者: ジョシュア・ウルフ・シェンク,Joshua Wolf Shenk,矢羽野薫
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2017/04/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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■今後のセミナー予定

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2017年4月8日(土)東京
ビジネスモデルコンサルタント養成講座
http://bmiabasic023.peatix.com/view


2017年4月14日(金) 滋賀
【満員御礼】レゾナンスリーディング基礎講座
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2017年4月28日(金) 神戸
レゾナンスリーディング基礎講座
http://resonance20170428.peatix.com/view

2017年5月21日(日) 東京
レゾナンスリーディング基礎講座
http://resonance20170521.peatix.com/view


2017年6月17日(土)、18日(日)
レゾナンスリーディング マスター講座 in 滋賀(第17期)
※基礎講座参加者のみ

2017年6月24日(土)、25日(日)
レゾナンスリーディング マスター講座 in 東京(第18期)
※基礎講座参加者のみ