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READ 2 INNOVATE! 読書からイノベーションを起こす情報集!

『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術の』の著者渡邊康弘が、最新のビジネス書をはじめ、読書会や読書法など、読書とイノベーションに関する様々な情報をお届けするブログです。

【こんな文体が書ける著者がいるなんて!!】書評:『電波妻』 TAIZO (著) ヒカルランド (2016/3/1)

「どうしたらいい文章が書けますか?」

こんな質問、最近よく受ける。

これまで数多くの
セールスライティングを買いてきたから、
ちょっと文章を書けば物は売れるよ。

ただね。

正直話そう。

私は文章を書くのが得意ではないよ。
本当に。

一冊出版した、いまでさえ
「てにをは」がおかしいし、
誤字脱字だって、多い。

何より、情景描写と呼ばれる
小説のような文体なんて持ち合わせていない。

だから、毎回必死に
「・・・・・・・
 書くための読書を続けているんだ」

文章を苦手な私が、
最近少しは「まし」に書けるようになった。

でもね、新人著者ですでに完成された
文体を持った人に、ノックアウトされることがある。

今日はそんなノックアウトされた一冊の紹介。


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■本日の一冊

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電波妻

電波妻

 

 

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今年2月の終わり、福岡に出張した。

その時に、
一緒にアジアを旅した女性経営者に
ある一冊の本を教えてもらった。

それが本書。
『電波妻』。

表紙を見た時のビックリ感は
いまでも忘れられない。

だって帯には、


引き寄せなんて
クソクラエ
だね!(夫)

はあ?やってからおっしゃい!(妻)


と書かれているんだ。
いったい、この本は何なんだ。

それはまるでパンドラの箱を開けるように、
開いてはいけないものが書かれているような
そんな一冊だった。

購入してから二か月が過ぎ、
ようやく重い腰を挙げ、本を開いた。

するとどうだろう。

たちまち、この本の世界に魅了され、
気づけば、時計の針が30分進んでいた。

まるで、映画のような一冊だ。

本書の内容は、
あるさえないバーテンダーが女性に出会い、
引き寄せの法則」を実践し、
その身に起こった、生々しい私小説だ。

どこにでも、ありそうで、
どこにもなさそうなそんな日常が、、、

普通の人では見れない、書けない
「切り口」と「文体」で書かれている
まさに、稀有な一冊。

何か、新しい気づきや新鮮さを得たい人に
おすすめの一冊だ。


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■本書の共鳴ポイント

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「でしょっ。キレイゴトはクソクラエよねっ」
 くそぅ、そうなんだよ。そのとおりなんだ。結果がすべてなんだよ。
これは決してドライに言ってんじゃなくて、熱く語るより行動した
結果にこそ説得力があるってことなんだよ。

(ブチ、ブチブチブチィッ!)
「結局なんだかんだ言って、私のせいにしてるじゃん!

さらに激減しちゃったじゃねーか!!
閑古鳥が連日連夜
ピーチクパーチク大号泣しまくる!

ふと何の前触れもなく、心が唸りのように震えだす自分に気づいた。


朝、美和のブログを読むと、記事の最後に告知文が掲載されていた。

『TAIZO 出版予定記念パーティ開催のお知らせ』

パーティが開催され、乾杯発声で心屋さんは僕にこんな言葉をくれた。
自分をなめんなよ

 

電波妻

電波妻

 

 

PS;いやぁ、
ほんとすごい著者が世の中にはいるんだな
と感激した今日この頃です。

だって、出版がまだ決まってもないのに、
出版記念パーティをして、それで本が決まっちゃうなんてさ。

理想的な未来の中に生きること。
その未来を現実で実践することは大切ですね。

 

 

1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術

1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術

 

 

 

【こだわった本がやはり売れる!ここ最近で一番やられた!と思った一冊】書評:『最強の働き方;世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』ムーギー・キム著 東洋経済新報社 (2016/7/29)

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この本は東洋経済さんが
100万部売るための仕掛けが
隠された一冊だ。
 
正直言うと、
ビジネス書読み実践している人なら
本書の内容に驚かされることはない。
 
本書の著者、ムーギー・キム氏が
本書の中で言うように、
この本の中に、目新しさは一切ない。
 
世界の一流の人がやっている
当り前のことを当り前に書いた一冊だ。
 
だから、内容については、
本書をひらいて、確認をしてほしいのだが、、、、
 
この本を見た時、正直やられた!
 
なぜなら、私の一作目でやろうと思って、
出版社に頼みこんで、できなかったことを
あたかも、それが普通にやられていることだ。
(正直、悔しいし、これやりたかった、笑)
 
それは、表紙の裏に、文字や図を入れること。
 
なんだ、そんなことか!?
と思われるかもしれないが
正直、これは日本書でこの10年以内に
この仕掛けをやった本は、
本書『最強の働き方』が最初のような気がする。
(私がみた感じではなかった、だからやりたかった!!
裏に文字を入れるのは、インクが裏移り
してしまう可能性もあって難しいとのこと。)
 

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100万部売るためには、
やはり、本の仕掛けが必要だ。
 
一つのメッセージで一貫されており、
本自体も、一貫性で作られている。
 
いま、一瞬にして30万部を突破した
『どんなに体がかたい人でも
ベターッと開脚できるようになるすごい方法』
も、やっぱり、本がベターっとなるから
話題性を呼ぶ。
 
この本の「はじめに」。
本の仕掛けは、今後この本が売れていく中で
非常に参考になる一冊だろう。
 
いやぁ、それにしてもやられたなぁ。
ほんと、やりたかったなぁ。
 
 

【ブックファースト新宿店 14週連続ランクイン】『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術』

※2016.8.15~2016.8.21 総合9位 ビジネス4位

ブックファースト新宿店さんで
先行発売させていただいてから
3か月経ちました。

 

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おかげさまで、
ブックファースト新宿店さんでは
全国の書店さんでも、もっとも売れており、
14週連続ランクイン。

東京の書店さんでは、
三か月経った今も、

ブックファースト新宿店
ブックファースト渋谷店
ブックファースト五反田店
紀伊国屋本店
ジュンク堂本店
三省堂 有楽町店
有隣堂 ヨドバシカメラアキバ店

などで、平積みで置いていただいております^^

このまま、後2週粘れると、
「読書の秋」
長くロングセラーとなって
広がってほしいなと
感じております。

引き続きの応援のほど
宜しくお願いします^^

ブックファースト新宿店
『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術』
ランキング推移!
2016.5.16~2016.5.22 総合1位 ビジネス1位
2016.5.23~2016.5.29 総合3位 ビジネス2位
2016.5.30~2016.6.12 総合3位 ビジネス2位
2016.6.06~2016.6.12 総合2位 ビジネス2位
2016.6.13~2016.6.19 総合5位 ビジネス5位
2016.6.20~2016.6.26 総合4位 ビジネス3位
2016.6.27~2016.7.03 総合2位 ビジネス2位
2016.7.04~2016.7.10 総合4位 ビジネス3位
2016.7.11~2016.7.17 総合7位 ビジネス2位
2016.7.18~2016.7.24 総合7位 ビジネス3位
2016.7.25~2016.7.31 総合7位 ビジネス3位
2016.8.01~2016.8.07 総合8位 ビジネス5位
2016.8.08~2016.8.14 総合5位 ビジネス3位
2016.8.15~2016.8.21 総合9位 ビジネス4位

【お金持ちになりたかったら、簿記をはじめなさい!?】書評:『帳簿の世界史』ジェイコブ・ソール著 文藝春秋 2015/04/08

こんにちは。渡邊です。

お盆はいかがお過ごしだったでしょうか?

私は、仕事、仕事。
結局日常よりも忙しくなってしまい、
今日、ようやく落ち着いた
一日を迎えています。

この一週間は、少し海外ドラマでもみて、
海外の動向でも調べようと思っています。

もう一度、
ダ・ヴィンチ デーモン』を
見直してみようか、そう思っています。
http://kadokawa-d.jp/lineup/davinci/
https://www.youtube.com/watch?v=LV5B0BLaII8

その理由は、
私の本のドリームチームのひとり、
「コジモ・デ・メディチ」。

コジモ・デ・メディチはいわずと知れた
中世の伝説的な銀行家。

この『ダ・ヴィンチ デーモン』は、
ルネッサンスを生きるダ・ヴィンチの物語で、
「コジモ・デ・メディチ」をはじめ、
その孫の、ロレンツォも出てくるのです。

いやぁ、面白い。

もともと、私は学生の頃に、
簿記や会計を勉強したから、
このルネッサンス期のお金の動きは
ほんと、面白いんですよね。

今日の一冊は、
その会計の歴史を世界史としてみた
『帳簿の世界史』!

これはおすすめです。


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■本日の一冊

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帳簿の世界史

帳簿の世界史

 

 

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■目次

「権力とは財布を握っていることである」

アダム・スミスカール・マルクスマックス・ウェーバー……。
彼らが口を揃えて主張していた「帳簿」の力とは、一体何なのか。

これまでの歴史家たちが見逃してきた「帳簿の世界史」を、
会計と歴史のプロフェッショナルが初めて紐解く。

・なぜスペイン帝国は栄え、没落したのか。
・なぜフランス革命は起きたのか。
・なぜアメリカ独立は成功したのか。
・なぜ日本は急速に列強へ追いつくことができたのか。

その歴史の裏には全て、帳簿を駆使する会計士たちがいた!


■序 章 ルイ一六世はなぜ断頭台へ送られたのか

■第1章 帳簿はいかにして生まれたのか
奴隷が帳簿係を務めたアテネハンムラビ法典で会計原則が定められていたバビロニア、歴代の皇帝が帳簿を公開したローマ帝国。だが古代の会計は不正に満ちていた。それはいかに進化し、複式簿記の発明へ至ったのか。

■第2章 イタリア商人の「富と罰」
教会法で金貸業が禁じられていた一四世紀のイタリアでは、商人と銀行家は常に罪の意識に苛まれていた。だが、最後の審判を恐れるその信仰心こそが、会計を発展させたのだ。彼らの秘密帳簿は、それを示している。

■第3章 新プラトン主義に敗れたメディチ家
ルネサンス期のフィレンツェを支配していたメディチ家。ヨーロッパ最大の富豪を支えた会計技術は、なぜ一世代で失われてしまったのか。その謎を解く鍵は、新プラトン主義によるエリート思想の流行にあった。

■第4章 「太陽の沈まぬ国」が沈むとき
一六世紀になっても会計への偏見は根強かった。だが、スペインは赤字続きの植民地を前に、遂に会計改革に乗り出す。重責を担ったフェリペ二世だったが、オランダの反乱・無敵艦隊の敗北など、更なる悪夢が彼を襲う。

■第5章 オランダ黄金時代を作った複式簿記
東インド会社を中心とした世界貿易で途方もない富を得たオランダ。その繁栄の秘密は、複式簿記にあった。国の統治者が史上初めて複式簿記を学び、それを政権運営に取り入れることができたのは、一体なぜなのか。

■第6章 ブルボン朝最盛期を築いた冷酷な会計顧問
ヴェルサイユ宮殿を建設したルイ一四世を支えたのは、会計顧問のコルベールだった。財政再建に奮闘したその手腕はアダム・スミスにも称賛されたが、同時に彼は会計の力で政敵を容赦なく破滅へと追い込んだ。

■第7章 英国首相ウォルポールの裏金工作
スペイン継承戦争の巨額債務や南海泡沫事件など、イギリスの財政危機を何度も救ったウォルポール。だが彼の権力と財産は、国家財政の秘密主義なくしては得られず、その長期政権も裏金工作によって支えられていた。

■第8章 名門ウェッジウッドを生んだ帳簿分析
イギリス史上最も成功した陶磁器メーカーの創立者・ウェッジウッド。彼は経営に確率の概念を取り込み、緻密な原価計算を行うことで会社を繁栄させた。この時代、富は信心と几帳面な会計の産物だとみなされていた。

■第9章 フランス絶対王政を丸裸にした財務長官
ルイ一六世から財務長官に任命されたスイスの銀行家・ネッケルは、それまで秘密のベールに包まれていた国家財政を、国民へ開示した。そのあまりにも偏った予算配分に国民たちは怒り、フランス革命が起きた。

■第10章 会計の力を駆使したアメリカ建国の父たち
「権力とは財布を握っていることだ」。アメリカ建国の父たちの一人、ハミルトンはこう喝破した。複式簿記を郵政会計に導入したフランクリン、奴隷も個人帳簿に計上したジェファーソン。彼らはみな会計の力を信じた。

■第11章 鉄道が生んだ公認会計士
鉄道の登場により、財務会計の世界は急速に複雑化した。鉄道会社は巨大企業へと成長するが、粉飾決算が横行。その監督のために公認会計士が誕生することになる。彼らは、規制がなく野放し状態のアメリカで奮闘した。

■第12章 『クリスマス・キャロル』に描かれた会計の二面性
一九世紀から二〇世紀にかけて、会計は小説や思想にどのような影響を与えたのか。父親が会計士だったディケンズ複式簿記の発想が『種の起原』に見られるダーウィン、会計を忌避したヒトラーから見えてくるものとは。

■第13章 大恐慌リーマン・ショックはなぜ防げなかったのか
複雑化した会計は、もはや専門教育を受けた人でなければ扱えない。その中で大手会計事務所は、監査で知り得た財務情報をもとにコンサルティング業を開始する。明らかな構造的矛盾のもと、最悪の日は近づいていた。

■終 章 経済破綻は世界の金融システムに組み込まれている

■日本版特別付録 帳簿の日本史(編集部)


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■本書に共鳴されたポイント

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イタリアの商人は、仲間で資金を出し合って貿易を行う
共同出資方式を採用しており、そのために各人の持ち分や利益を
計算する必要があった。

トスカーナたちが複式簿記を発展させたことはまちがいない

一四世紀になる頃には、信仰と善行と罪は、
帳簿よろしく消し込むことが可能になる。

ルターがのちに批判するように、善行の代わりに金で
埋め合わせることが可能になった。
教会は、精神性の源泉でもあるが、外交組織でもあり、
そしてマネーマシンにもなったのである。

コジモの父はメディチ家を富裕にし、それを受け継いだ
コジモは銀行を一大国際事業に発展させて、
当時のヨーロッパで最高の富豪になった。

イタリア・ルネッサンスの栄光は、
几帳面な会計という地味な土台に支えられていた

銀行と商業が発展したフィレンツェは、教育でもヨーロッパの先頭を
走っていた。フィレンツェのあるトスカーナ地方は識字率
きわめて高く、商人の多くは帳簿をつけることを通じて
読み書きの能力を身につけた。

コジモはルネサンス人文主義文化に染まり、聖フランチェスコ
聖母マリアを信仰する一方で、異教徒である古代世界の教養も身につけた。

賢い商人は必ず帳簿を二冊つけた。
自分だけが見る秘密帳簿と、監査用のもっともらしい公式帳簿である。

富はコジモの力の源泉である。
彼は金儲けがうまかったが、
その多くは金の管理がうまかったことに起因する。

商業教育の基本は簿記であり、コジモのようにのちに経営者になる
エリートは若いうちに習得していた。

簿記は、経験を通じてしか身につかない。

コジモは自分でも帳簿がつけられた。
彼が経営者でありながら実務に通じているのは、
若い頃に会計をマスターしていたおかげである。

会計は、コジモが個人的に作るオリーブ油から巨大な銀行ネットワークに
いたるまで、すべてを克明に記録し管理する手段だった。
会計なしには、製造業であれ銀行でであれ、事業を運営することも
できなければ、状況を把握することもできない。

コジモは十一の事業の出資兼経営者だった。

コジモは欠かさず帳簿をつけていたが、
それはいまや彼の精神を満たす哲学や芸術の高貴な
世界とは相いれなかったのである。

 

 

帳簿の世界史

帳簿の世界史

 

 

The Reckoning: Financial Accountability and the Rise and Fall of Nations

The Reckoning: Financial Accountability and the Rise and Fall of Nations

 

 

【前向きな思想家が築いた科学のバトン】書評:『この世界を知るための人類と科学の400万年史』レナード ムロディナウ (著), 水谷 淳 (翻訳) 河出書房新社 (2016/5/14)

書評 翻訳書

本日紹介の一冊は、

私が最も愛しているサイエンスライターの最新作。

レナード・ムロディナウ著の
『この世界を知るための人類と科学の400万年史』

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この本は私の本と同じ時期に発売されていて、
発売日と同時に手にしたのだけど、
どうも、読む気になれなかったのです。

まず、タイトルがわかっていないのです、笑。
レナード氏の大事な概念とずれているし、
ちょっとページをひらけば、
肝心な部分が、違った訳になっていて、、、、

原著のイメージからかけ離れている翻訳書って
どうも読む気がしないのですね。

そんなときに助かるのが、
レゾナンスリーディング。

おかげで、なんとか読めました、笑。

この世界を知るための 人類と科学の400万年史

この世界を知るための 人類と科学の400万年史

 

 

まず、この本を理解するためには、
「なぜ、この本が書かれたのか?」

本を書くには相当な体力と想いが必要だ。

原著名は、
『THE UPRIGHT THINKERS
The Human Journey from Living in Trees
to Understanding the Cosmos』

直訳すれば、
『前向きな思想家たち
原始の生活から宇宙を知る現代までの人類史』

ここからわかるように、翻訳書のタイトルには、
「前向きな思想家」が抜けてしまっている。

本作を理解するには、
この「前向きな思想家」をなしには語れない。

というのもレナード・ムロディナウは、
前作『しらずしらず』の最終結論として、
物理学の観点から脳科学を見た時に、
「前向きな錯覚」を持つことが、
社会や個人の観点から利点となることが多数あると
述べている。

だからこそ、
「前向きな錯覚」を持った方が
人生がよりよく生きられるし、
両親は、「前向きな錯覚」を持って、
子どもたちを育てているという結論であった。

本書はその観点から、
着想がスタートしている。


それは、
人類の歴史を作ってきたいくつもの発明。

人類が森での生活から、宇宙を理解し、
さまざまなテクノロジーを使いこなす現代にいたる
発明や発見は、いったいどこから来たのか?

その発明や発見をした科学者たちは、
「前向きな錯覚」を持ち合わせて、
いろんな事象に取り組んだのではないか?

この問いこそが、
本書を完成まで結びついた、
レナード・ムロディナウの
書く原動力だ。


本書は、
ヒトとは何か?からはじまり、
文明、さらには、科学。

ピタゴラスアリストテレスガリレオ
ニュートン、ボイル、プリーストリー、
メンデレーエフ、レディ、ダーウィン、ブランク、
アインシュタイン、ボーア、ラザフォード、
ハイゼンベルクシュレーディンガー

と現代に至るまでの科学者の発明の
その瞬間を追うことができる。

本書によって、
物理世界に関する人々の思考のルーツ、
その科学者たちが自分自身にあてた問い。

文化や信仰体系が人類の探究に及ぼした影響を
知ることができる。

そしてそれらは、科学者や革新者たちが
どのように考え、その結論に至ったのか
「物語」だ。

416ページにわたる分厚い本を
読み終えたとき、何百年にもわたる科学史が過ぎ去り、
いま、この瞬間へと暖かい心ともに、
ポツンと引き戻されるのような感じがするだろう。

本書は骨太の一冊。訳が気になるが、ぜひ読んでほしい。

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本書に共鳴されたポイント

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アインシュタインが言ったように、科学は、
「人間のどんな取り組みとも同じく、主観的で心理的に条件づけられている。」

我々人間がこれらの動物と違う点は、過去の知識や革新をもとにして
さらに進んで行くことができる唯一の動物であることらしい。

考え方がや知識が広まるためには、
ウイルスと同じくいくつかの条件が必要だ。

進化遺伝学者のマーク・トーマスは、
「新しいアイデアを考えつくには、どれだけ賢いかでなく、
どれだけ人間関係が深いかが重要だ」と言っている。

ジルゼルいわく、
我々は誰しも自分の生活を綴った物語を心の中で紡ぐ。

ヨーロッパの大学は、
人々が集まっては考え方を共有して
議論するしくみのおかげもあって、
科学の進歩を大きく後押しした。

最近の研究によると、数学に秀でた学生のうち、
会話能力が低い方が科学の道に進む傾向が強いという。

ニュートンの天才たるゆえんは、ガリレオと同じく、
現実世界に存在する無数の複雑な要因を見抜いて
それを削ぎ落とし、もっと基本的なレベルで作用する簡潔な法則を
白日のもとにさらしたことにあったのだ。

皮肉なことに、アインシュタインの相対論を吸収して
理解した偉大な物理学者の中で、もっとも感銘をうけなかったのは
アインシュタイン本人だった。

自分でも驚いたことに、それまで物理世界を理解しようと
人間なりに努力してきて学んだことは、
自分を人情味のない人間にするのではなく、
逆に力を与えてくれるのだとそのとき感じた。

私が永遠に行きたいと思う理由の中で、上位に来るのが、
自分の「問い」に対する「解」を見つけることにある。
だから、私は科学者になったのだ。いまならそう感じる。

 

この世界を知るための 人類と科学の400万年史

この世界を知るための 人類と科学の400万年史

 

 

【Kindle Unlimitedで読める一冊】書評:『1分間モチベーション』ケン・ブランチャード著 パンローリング株式会社 (2013/4/18)

こんにちは。渡邊です。

キンドルアンリミテッドが
業界に衝撃を与えています。

もう、アマゾンランキングは
機能しないんじゃないかってぐらい。

上位ランキングは、
キンドルアンリミテッドの物が増えてきましたね。

こういう流れは、
まずは載ってみるのが一番。

もうすぐリリースから一週間ですが、
かなりの本を読み直しています。

今日から少し、キンドルアンリミテッドで
おすすめな本もご紹介していきます。

 

1分間モチベーション

1分間モチベーション

 

 

ケン・ブランチャード氏の
『1分間モチベーション』。

本書は、「ガンホー」(広東語で工和)
力を合わせて頑張る部下たちを育てる方法に
ついてわかりやすく書かれた一冊だ。

いつものようにストーリーから始まる。

業績悪化で閉鎖寸前の工場に配置された
ペギー・シンクレア。

その工場をどのようにすれば復活できるのか?

そんな時に出会ったアンディから、
ガンホーというものを教えてもらう。

リスの精神、ビーバーの行動、ガンの贈り物を学び
実践していく。


リスの精神とは?

「やりがいのある仕事をする。」

やりがいがあるというのは、単に”重要だ”ということだけではなく、
三つのポイントがある。

1.仕事がより良い社会を築くのに役立っていることを理解する
2.共通の目標に向かって仕事をする
3.しっかりとした価値観を持ち、それに基づいて計画し、決定し、行動する

この三つのことを実行することを指す。


ビーバーの行動とは?

「自己管理をしながら目標を達成する」

1.はっきりと決められた範囲の中で仕事をする
2.働く人の考え方、感情、欲求、そして夢を尊重し、
それに耳を傾け、それに基づいて行動をする
3.達成可能だがチャレンジになるような仕事をする


ガンの贈り物とは?

「仲間に惜しみない声援を送る」

1.積極的なものであれ、消極的なものであれ、
祝福は真実のものであること

2.スコアがなければ試合じゃない。進展があれば、
それに対して声援を送ること

3.E=mc2(二乗) 情熱=使命×(現金+祝福)


この三つのことを実行に移し、3年がすぎた時、
ついに、工場をガンホーに仕立てることができ、
物語が幕を閉じていきます。

1分間モチベーション

1分間モチベーション

 

 

 

 

 

【Kindle Unlimitedのおすすめ本を読む】書評:『社長のための孫子の兵法』 田口 佳史著 サンマーク出版 (2015/12/25)

こんにちは。渡邊です。

本日のKindle Unlimitedからの一冊は、
サンマーク出版の『社長のための孫子の兵法』です。

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『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』でご紹介した

レゾナンスリーディングは、

Kindle Unlimitedでも、もちろん読めます。

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

 

 

著者は、田口佳史先生。
田口先生は、
東洋リーダーシップ論をベースに数々の
名だたる企業に指導を行っています。

本書は、そんな田口先生が
孫子兵法書を基にして、
社長がどのように会社や商品を作っていけばいいのか?

その秘訣について書かれています。

本書を読む目的を、
『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』を
もっといろんな人に広げるには?

を課題にレゾナンスで読んでみました。

すると、やっぱり不思議と答えが出てくるのですね。

51 メディアをうまく活用するが見事にひっかかり、
「火攻篇」の大切な戦略にぶつかりました。

答えとしては、社会的事象にからませながら、
次の新しいネタを仕込んで、タイミングよく拡散させない。

という答えが!!

なるほど!!さすが、田口先生でした、笑。

みなさんも、キンドルアンリミテッドで
気軽に手に入る電子本を使って、
レゾナンスで、自分の悩みを著者に聞いてみると
おもしろいですよ。

 

 

社長のための孫子の兵法

社長のための孫子の兵法

 

 

■目次

第一 計篇「比較優位に立つ」
第二 作戦篇「長期戦に持ち込まない」
第三 謀攻篇「戦わずに勝つ」
第四 形篇「完璧な防御態勢」
第五 勢篇「勢いに乗る」
第六 虚実篇「主導権を握る」
第七 軍争篇「不利を有利にする」
第八 九変篇「臨機応変に対処する」
第九 行軍篇「行く手を阻むものを察知して行動する」
第十 地形篇「マーケティングと人事戦略を正しく行う」
第十一 九地篇「心を整え事に当たる」
第十二 火攻篇「ブランド戦略を練る」
第十三 用間篇「たしかな情報を収集・活用する」


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■本書に共鳴されたポイント

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孫子は「将軍たる者は、『智・信・仁・勇・厳』という
五つの能力を備えなければいけない」としています。

[事業計画]
「道」―ほかにない価値は何か?
「天」―社会のどのようなニーズに応えるか
「地」―市場におけるポジショニング
「将」―発揮すべき必須の能力は何か
「法」―どういう組織で行うのがベストか

[商品計画]
「道」―商品コンセプトをどうするのか
「天」―どのようなトレンドに応えるのか
「地」―自社の既存商品に対してどのようなポジショニングをとるか
「将」―どんな能力のある者をリーダーにするのか
「法」―商品が優位性を持つための条件は何か

百戦百勝は、善の善なる者に非ざるなり。

上兵は謀を伐つ。

「戦わない・自分から攻撃を仕掛けない・戦いを長引かせない」

徳を積み重ねて、積み重ねて、『いまだ!』というタイミングで
勢いに変えなさい。

「迂直の計」
第一に「戦う場所を変える」
第二に「戦う時を変える」
第三に「戦うテーマを変える」

 

社長のための孫子の兵法

社長のための孫子の兵法

 

 

Kindleにも対応している新しい読書術はこちらから

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

 

 

 

 

 

【自分のパワーポーズを作りたくなる】書評:『〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る』エイミー カディ (著), Amy Cuddy (その他), 石垣 賀子 (翻訳) 早川書房 (2016/7/22)

本日の一冊は、話題の一冊。
今期、早川書房さんが力を入れていると
感じる一冊です。

 

〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る (ハヤカワ・ノンフィクション)

〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る (ハヤカワ・ノンフィクション)

 

 

著者のエイミー・カディはTEDで歴代2位となる
3500万ビュー越えをしたプレゼン者として有名です。

エイミー・カディ 「ボディランゲージが人を作る」

www.ted.com

本書は、
ハーバード・ビジネス・スクールの心理学者でもある
エイミー氏が、ストレスにあふれた状況下でも、
自信を高めることのできるしぐさを伝授してくれます。


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本書に共鳴されたポイント

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プレゼンスは自分自信を信じること、信頼することから生まれます。
いつわりのない自分の感情、自分の本当の価値や能力を
信じることから生まれるのです。

プレゼンスとは「自分の真の気持ちや考え、価値観、可能性に耳を
傾け、自然にそれを表現できている状態」

自分にパワーを感じていると、思考、感情、行動がシンクロし、
真の自分の状態に近づくことができる。

パワーがあると、プレッシャーのかかる状態で生じる気持ちの
とらえかたも変わります。

まっすぐに立ち上がり、自分が何者かに気づくのです。
まわりを見下ろしている自分に気付くのです。
マヤ・アンジェロウ

身体をのびのびと広げると、自分を肯定的に見ることができ
肯定的な自己イメージに自信が持てるようになります。
頭の中が整理され、創造力や認知の持続力、抽象的な思考力を
発揮する余裕が生まれます。

・プレゼンテーションや会話の間、背筋を伸ばしてまっすぐな姿勢で立つ、または座る。

・両肩を後ろへ引き、胸を張る。

・呼吸は深く、ゆっくりと、よい呼吸を意識すると集中できます。

 

〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る (ハヤカワ・ノンフィクション)

〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る (ハヤカワ・ノンフィクション)

 

 

 忙しい、時間のないビジネスパーソンにおすすめな読書術

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

 

 

【980円読み放題】AmazonのKindle Unlimitedでまず読みたいビジネス・実用書10冊

ビジネス書 読書について 書評

日本でも、2日前にリリースされた

アマゾンの「Kindle Unlimited」

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Amazon.co.jp: Kindle Unlimited - 本、コミック、雑誌が読み放題。

いやぁ、早速業界に激震が走っていますね。

早速ですが、私も二日前にはじめて
計30冊ほどの本を早速読破!

まだ最新作がすぐには読めない点や、
ダイヤモンド社東洋経済といった大手の本が
ない状況にありますが、
良書も結構読めるので楽しみなところです。

Kindle Unlimited」ですが、
ニュアンス的に、「読み放題」となってしまいますが
実質的には、「借りたい放題」がいいですね。

それにまだ、「読み放題」といっても
一度に、借りられるのに
「10冊」という縛りがあるので、

「hulu」や「Netflix」というサービスイメージよりも、
ディスカス」や「ゲオ」の
オンラインレンタルサービスに似ているなという印象です。

30日間は無料なので、まずは無料期間中に
何冊かさっそく試してみたいところです。

しかし、すでに国内12万点のリリース数!
いったい、何を読みはじめたらいいのか?

そういった方向けに、
Kindle Unlimited」で
いま読める良書を早速10冊をまとめてみました。

 

1.『 2022――これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)』

神田昌典さんの復帰作というべき、『2022』。

2012年に発売以来、多くの経営者、ビジネスパーソンに読まれ続けている名著。

今後10年、日本、世界がどのように変わっていくのか?

大胆にも、予測している一冊です。 

2022――これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

2022――これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

 

 

 

2.『生き方』

 大ベストセラーになった、『生き方』。

人生指南書、心の栄養としてのバイブルも読み放題に!

生き方

生き方

 

 

3.『京セラフィロソフィ』

稲盛和夫氏の京セラのフィロソフィが学べる一冊。

『生き方』で、稲盛氏の考えに共感した人にはおすすめ。

京セラフィロソフィ

京セラフィロソフィ

 

 

 4.お金と人生の真実

本田健さんの本も!さっそく、読み放題で読めます。

幸せと豊かさを手に入るコツがわかります。 

お金と人生の真実

お金と人生の真実

 

 

5.『私の財産告白』

 お金持ちメンターたちが、必ず読んでいるという名著。

本書を読むことで、人生をかけて資産を築くことができます。

私の財産告白

私の財産告白

 

 

6.『世界一やせる走り方』

 

青山学院大学の駅伝コーチともしられる中野ジェームズ修一氏の一冊。

私も本書で紹介されている走り方で、走り体重が落ちてきました。

世界一やせる走り方

世界一やせる走り方

 

 

7.『人生がときめく片づけの魔法』

 KONDOをするで、全世界600万部を突破した、

こんまりさんの人生がときめく片づけの魔法』。

世界的ベストセラーも読み放題でさっそく読めます。

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

 

8.『 幸運を呼びこむ不思議な写真』

見るだけで、幸せを呼び込む、ほんと不思議な写真集。

こうした写真集も読めるのはいいですね。

幸運を呼びこむ不思議な写真

幸運を呼びこむ不思議な写真

 

 

9. 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』

マイクロソフトの伝説のプログラマー、中島聡氏の一冊。

5万部を突破していて、ビジネス書の中で今売れている。

こうした売れている本がはやくも読めるのは嬉しいところ。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

 

 

10.『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』

 神田昌典氏と勝間和代氏が選ぶ、おすすめ本がまとまった一冊。

本書で紹介されている書籍は良書ばかりなので、

今後の「Kindle Unlimited」でも参考になる一冊です。

 

いかがだったでしょうか?

まだリリースされたばかりですが、

サンマーク出版さん、PHPさんなどでは、

早速昨年ベストセラーも早くも読めるようです。

 

まずは無料の30日間で、こうしたベストセラー、ロングセラーを

Kindle Unlimited」でおさえておきたいところですね。

 

まだ Kindle Unlimited」では、リリースしていないのですが、

『1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術』で紹介した

読書法を使えば、キンドル本も20分で読みこなすことができます。

 

こちらもおすすめですので、よかったらぜひ!!

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

 

 

 キンドル版はこちら!(まだ、Kindle Unlimitedでないので注意)

1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術

1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術

 

 

 

 

 

なぜ、成功し続ける経営者は、お盆休みを読書時間にあてるのか?

もうすぐお盆ですね。

この8月のお盆休みは、何をされますか?

久しぶりのゆっくりとした夏季休暇の使い方が
今年後半の勢いを分けるところ。

多くの敏腕経営者に、
これまでお会いして思うのは、
このお盆休みや夏季休暇を
あえて「読書する時間」にあてていると
いうことです。

日頃の忙しい日々の業務から、
解放されて、ゆっくりと家族で旅行。

そうされているのかと思いきや
バカンス先でしっかりと、
今年後半から、来年前半を見据えて、
必要な情報をしっかりとアップデートされています。

まとまった時間がとれるからこそ、
あえてその時間を読書する。

大切なことですね。


発売から二か月経った
『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』ですが、
おかげさまで、二か月経ったいまもなお、
順調に、売れているとのことです。

特に、敏腕経営者のように、
これから活躍していきたい
ビジネスパーソンの方によく手に取っていただいている
とのお話を書店員さんからお聞きしています。

実際に、知り合いの経営者からも
「1冊20分、読んだよ」
「この本で、お盆が楽しみになった、ありがとう」

中には、
「この本を幹部全員にも渡した」
「この本を使った夏の幹部合宿を行う」

など嬉しいご連絡が!!

お中元や暑中見舞いで
お品と一緒に、
本書を渡されている経営者もいらっしゃって、

いやぁ嬉しいです。

本書は時間のない経営者や、
効率的に時間をうまく活用したいビジネスパーソンにも、
お役立てできるように書いたので、
きっと、この夏季休暇も楽しくなります。

お盆休みの積読書解消のお供に、
1冊20分で本質を掴み、
行動が生み出せるようになる
本書はいかがでしょうか?

おすすめです。

 

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

 

 

【話題のビジネス洋書が早くも翻訳】書評:『イルミネート:道を照らせ。変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法』ナンシー・デュアルテ (著), パティ・サンチェス (著), 熊谷小百合 (翻訳)、渡邊康弘、新条正恵(翻訳協力) ビー・エヌ・エヌ新社 (2016/7/25)

 

イルミネート:道を照らせ。―変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法

イルミネート:道を照らせ。―変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法

  • 作者: ナンシー・デュアルテ,パティ・サンチェス,熊谷小百合
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2016/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

著者のナンシー・デュアルテ氏は、
元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏の
不都合な真実』のプレゼンを作り、一躍有名に。

現在、シリコンバレーの中で最も有名なデザイン会社であり
女性経営者の中では、トップ5に入る業績を得ています。

日本でも『ザ・プレゼンテーション』や
『スライドロジー』といった本が翻訳され、
ご存知の方もいるかもしれません。

本作の『イルミネート:道を照らせ。―
変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法』は、
今年の2月に出された原著の訳書。

タイトル通り、変革を導くためのスピーチ、
ストーリーテリング法が載った一冊です。

今作では、THE FIVE VENTURE SCAPEという
ベンチャーの5つのステージを描いています。

そのステージは、
着想(Dream)、跳躍(Leap)、格闘(Fight)、登坂(Climb)、到達(Arrive)

そしてこのステージに併せて、
スピーチ、物語、セレモニー、シンボルといった
4つのツールを使い分けることによって、
さまざまな危機を乗り越えて
企業の成長させることができるといいます。

事例として、
スターバックス、テスラ、アリババ、IMF
はじめ、GE、GM、トヨタなど。

一流企業がどのようにして、危機を
4つのツールを通して、乗り越え
企業を成長させていたのかがわかる一冊です。

本書のテーマは、
「変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法」
となっていますが、

本書を通すことで、まるで短編小説のように
企業が成長していく過程をいくつも学べます。

海外では、すでに大注目とされている一冊。

必見です。

 

イルミネート:道を照らせ。―変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法

イルミネート:道を照らせ。―変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法

  • 作者: ナンシー・デュアルテ,パティ・サンチェス,熊谷小百合
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2016/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

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■8月4日(木)ブックファースト新宿店さまで
『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術』の
書店読書会を開催します!

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みなさま!!
ありがとうございます。

おかげさまで、
『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術』
も重版を重ね、4刷となりました。

さて、重版を記念して、
ブックファースト新宿店さまで
8月4日(木)19時から
読書会を開催することが決定しました。

もし、お時間に余裕がありましたら、
ぜひご参加ください。

重版記念!
『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』渡邊康弘読書会 
開催! 詳細はこちらより

www.book1st.net


■本の購入はこちらから

 

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

 

 

【合宿】今年の二度目の那須サンバレーでの合宿

この7月の三連休は、

今年二度目の那須サンバレーの合宿を行いました。


東京から、バスで約3時間半。
何かを集中して行うときや、
ワークショップ合宿をする際に、
おすすめの場所です。

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ジョン・レノン絵があるクイーンズ・コリナ。

那須サンバレーさんは、至る所に芸術品の数々が!

実は岡本太郎さんの作品もあります。

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とにかく広すぎて、時に迷子になります。

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コテージもあり、家族連れや合宿にピッタリ!

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大きいコテージなら、6名~8名で泊まれます。

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昼のバイキング、夜のビュッフェはつい食べ過ぎてしまいます。

 

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蟹、ステーキ、いくらなど食べ放題!

それもかなりおいしいからびっくりです。

 

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もちろん、デザートも豊富!

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いろんな施設があって、広いので、大変ですが、

バスが送迎をしてくれます。

 

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周りいったい、森で囲まれているので、

日頃の疲れが一気に落ちます。写真はありませんが、温泉も充実!

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いかがでしょうか?

写真を見るだけでも、なんだかよさげですよね。

 

HPも以前よりも、かなり充実しているので、

ぜひ、一度チェックしてみてください^^

【公式】ホテルサンバレー那須 那須の温泉・ホテル宿泊

【地方創生を考えるならこの一冊】書評:『日本の革新者たち-100人の未来創造と地方創生への挑戦』 齊藤義明著、ビー・エヌ・エヌ新社 (2016/6/9)

読書について 書評

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何か新しいことがしたい。
未来を創造することがしたい。
地方活性化したい。

そう思うけれど、
実際に何から始めたらいいのか
わからない。

本で読もうとしても、
そうした未来創造や地方活性に関する
まとまった一冊というのは少ないものだ。

本日紹介の一冊
『日本の革新者たち』は、
2030年へ向けた地方創生を生み出す
ヒントになる一冊だ。

 

日本の革新者たち-100人の未来創造と地方創生への挑戦

日本の革新者たち-100人の未来創造と地方創生への挑戦

 

 

著者の齊藤義明氏は、
野村総合研究所にて、
未来創発センター2030年研究室室長を
勤めている。

本書が優れている点は、
ひとりの革新者を追ったのではなく
100人もの革新者と実際に対話し、
そして生み出されていることにある。

齊藤氏によれば、
革新者とは
「社会課題を見据えながら、あたりまえの常識を疑い、
新しい切り口を見出し、埋もれている潜在価値を引き出して、
それを事業として創造し、やり切り、どんどん進化させ、
最終的に社会に驚きや感動を生み出せる人」
と定義している。

通常であれば、革新者ひとりのモデルしか語られないが、
このような定義に基づいて、
100人もの革新者と対話して生み出された本書には
それだけで価値がある。

それもタダの革新者ではない。

IKEUCHI ORGANIC
http://www.ikeuchi.org/company/concept/

いわた書店 「一万円選書」
http://iwatasyoten.my.coocan.jp/form2.html

アニコム損害保険「涙を減らす保険」
http://www.anicom-sompo.co.jp/company/profile/policy.html

ナガイ産業 障がい者の就労支援
http://nsp.okinawa.jp/

ワクワークイングリッシュ
http://wwenglish.jp/


など、その事業モデル、社会貢献モデルを見ると
思わず、はっとさせられるコンセプトと、
持続性可能性と経済性に驚かせられる。

齊藤氏によれば、
100人の革新者と対話する中で、
ゼロからバージョン1を創り出す
共通のスキル、7つの「キラー・スキル」があるという。

【7つのキラー・スキル】
1.あたりまえを疑う
2.ニーズを探すのではなく、ウォンツを創造する
3.「面白い」から始めて、社会課題の解決につなげる
4.同類とはつるまない
5.マイナスをプラスへ
6.武器としてのTED
7.革新者の裏条件は、打たれ強さにある

この中でも、7はああそうだったと
過去を思い出させてくれた。

齊藤氏によれば、
100人の革新者は、自分たちが「革新者」と呼ばれることに
照れがあり、「要は100人の変態ってことだよね」と言って
笑ったらしい。

「変態」とは、標準や常識から逸脱した人々を指す。
変態は何かに徹底的にこだわり、どんどん深みを増し、
やがて突き抜けていく。

もちろん、この突き抜けがやっかいだ。
革新とは、既存の常識から逸脱行為であるが
ゆえに様々な抵抗に遭う

無視、冷笑、誹謗中傷、妨害工作

齊藤氏によれば、
大事なのは、こうした誹謗中傷や妨害に遭った時の対応だという。

「感情的になって既存勢力と真っ向勝負はしない。
そんなやり方をしたらイノベーションは死滅する。

真っ向勝負するのではなく、既存勢力が
「その程度ならまぁいいか、やらせておけ」と余裕を
見せられる範囲において活動開始し、
小さな実績と信用を積み重ね、じわじわと風穴を開けていく」

なるほどな。
これまでうまくいったこと、うまくいかなかったことは
この言葉に集約されるように思った。

ヨーロッパのイノベーションコンサルタント
ハイス・ヴァン・ウルフェン氏も同様のことを
アドバイスしてくれたのを思い出した。

まさにここだったのだ!

私はついこの部分に感心を受けたが、
おそらく、100人の対話から生み出された本書であるから、
あなたにも気に入ったフレーズ、
ああここかという気づきを与えてくれる
一冊に違いない。

おすすめの一冊だ。

 

日本の革新者たち-100人の未来創造と地方創生への挑戦

日本の革新者たち-100人の未来創造と地方創生への挑戦

 

 

【これは良書!】書評:『SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル』 ジョン・ソンメズ著 日経BP社

今週末は3連休ですね。
僕は那須で研修をした後に、
レゾナンスリーディングの講座を開催の予定です。

 

この連休で、もう一度人生をデザインしたい。
そんな風に思っています。

これからどうしていくのか?
自分の人生をデザインし
今よりももっと生産的楽しい人生とは?

今の生活基準を維持したまま、
創造性の溢れた人生をおくるには?

僕と同じようにそう考えている人のために
おすすめの一冊が出ました。

これからのキャリアを検討している人。
エンジニアになるべく就活をしている人はもちろん。

フリーで生計を立てる方法が載った
充実した人生をおくるための一冊です。

いやぁ、こういう本は表紙に騙されると痛い目に合う。
こういう本はアマゾンで検索してもなかなか出てこない。

書店周りをしているからこそ、
出会える一冊!!

密かに出版されて、たいして注目されず、
そのまま、名著なのに、絶版していく。
そうした類の本です。

こうした売れないけど、優れた名著に合うと、
まぁ、ドキドキしちゃうんです。

本書は、大して検証されていない、
使い回しの時間術や管理術、人生系の読本よりも
よっぽど、まともですぐに使えるテクニックが
たくさん載っています。

多くの自己啓発で語られていることもあるが、
何より、実践内容具体的な
実践事例が豊富なのが嬉しい。

それも、単にキャリアだけでなく、
ブランドのつくり方、生産性の上げ方。
お金、給与交渉、不動産。
そして、肉体の鍛え方、心の鍛え方と幅広い。

独立したての時に、本書に出会えていたら、
こんなに苦労しなかったのにと思いました。

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■本日の一冊

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SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

 

 

本書の著者、ジョン・ソンメズは、
ソフトウェア開発者やITプロフェッショナルに向けた
「シングルプログラマー」のサイト設立者で知られる。
その他にもさまざまなサイト運営を行っており、
オンラインビジネスを構築した起業家。

20代初めに年15万ドル稼ぎ、33歳で引退。
複数収入を得ながら、
さまざなオンラインビジネスを展開している。

その経験を基にして書かれたのが本書。

どの内容も実践内容豊富で
知っていても学びになるポイントだらけだった。

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■本書の心に響いたポイント!

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ブログを成功させるためのポイント

ブロガーとして成功するかどうかは、
基本的にあるひとつのことで左右される。
それは、「着実性」。
そして、「たくさん書くこと」だ。

ブログをどれくらいは成功させられるかは、
頻度によって決まる。
少なくとも週に1度の頻度でブログを書くことを
強くお勧めする。

大事なことは、
「質の高いコンテンツ」を
書くようにしなければならない。


記事のポイント

・人がほしがっているものを与える
・自分がしていることの90%はただで分け与える
・自分の書いている言葉が読者にどのようにメリットがあるのか?

===

一つ一つの内容がフリーとして
実践しているからこそ、行きつく内容。

完結だけど、特に感激したのが、
以下のSNSでシェアすべきコンテンツ。
当り前なんだけど、やっぱりな。と思った。

===
SNSでシェアすべきコンテンツ

ブログポスト
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自分のブログポストをシェアしたりする

ニュース記事
 可能なら自分のニッチ、またはソフトウェア開発全般に
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引用
 有名な言葉、特に啓発的なものはとても人気がある

ヒントとトリック
 自分が持っていてほkなお人が喜ぶような特別な知識

冗談 
 ある程度は冗談を言ってもいいが、攻撃的にならないように、
また本当に面白いものだけを言うように注意する

挑発的な質問
 潜在顧客を惹きこんでやりとりするために優れた方法である

自分のものの宣伝
 最小限に抑えるべきだが、ほかのものに混ぜ込むことは追求するといい。
===


特におもしろかったのは、
「第4部 生産性を高めよう」

ここでは、著者自身のさまざまな
生産を上げるテクニックが載っている。


===
ポモドーロテクニックとは】
フランチェスコ・シリコが1980年代に開発。
(ポモドーロとは、イタリア語でトマトという意味)


【やりかた】
・その日にする仕事の予定を立てる
・25分で鳴るタイマーをセット
・上から順にタスクに取り掛かる
・そのタスクに対して、何個のポモドーロがかかるか計測する

【ルール】
・1度に一つだけのタスクだけを処理
・25分間はそれだけに集中
・割り込まれないようにする

【大切な効果】
・作業量を見積もり、トラッキング
・1日に実行したポモドーロの数
・1日に何個の達成するかという目標を立てる
・1日にどれくらい一所懸命にしたか、本当の能力


【著者がおすすめしているアプリ】

ポモドーロが組み込まれた
かんばんボード
https://kanbanflow.com/

===

===
【クォータ(割り当て、ノルマ)を設定】

【クォータの例】
・毎週3回のランニングをする
・毎週1個のブログポストを書く
・毎日ひとつの章を書く
・毎週50ポモドーロのタスクをこなす。

【クォータシステムのルール】
・反復可能なタスクを選ぶ
・タスクを実行しなければならない期間を決める
・その期間にタスクを何回実行しなければならないかを決める。
・コミットする。クォータをk成らず達成するように厳格にコミットする。
・調整する。クォータが高すぎたり低すぎたりする場合、
期間中にはクォータをいじらない。

===
バッチ処理(ひとかたまりの処理、一括処理】

向いている可能性のある分野
・メール処理
・電話
バグフィックス
・短時間の会議


【大きく時間を浪費する要因】
・テレビ
ソーシャルメディア
・ニュースサイト
・不要な会議
・料理
・コンピュータゲーム
・コーヒーブレイク
===

【ルーチンを持つこと】

1日に1000語ずつ、毎日欠かさず書き続けたら、
1年後には4つの小説を書き続けられる

===

【行動を取るためのチェックリスト】

・私が行動をできなくなっている原因は具体的に何か?

・どれにするかを決めなければならないとき、
具体的な選択肢は何か

・間違った選択をしたときに起きる最悪のことは何か?

・間違った選択をしたときに、戻って別の選択をすることはできるのか。
そのためのコストは高いのか

・選択肢の間に大きな違いはあるか。すぐに行動を起こせば、
ベストとは言えない選択をしても、その場を切り抜けることができるのか。

・目の前の問題は進んで行くうちに自然に答えがわかるようなものか。
何らかの行動を取れば、正しい行動が何かがわかるまで、軌道修正できるか

・何も行動を取らなければどうなるか。
代償は時間か、チャンスを取り逃すことか、お金か


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いかがだったでしょうか?
一部だけでも、非常に学びになります。

さらに、
著者のジョン・ソンメズが
運営しているサイトも必見です。

シンプルプログラマー

Home - Simple Programmer

アントレプログラマー

entreprogrammers.com

これらのサイトは、たとえ英語が弱くても、
見るだけでも非常に有益なサイトです。

本書を通して、
自分の人生を見返してみませんか?
おすすめです。

【言いずらいことを言わずに相手を動かす魔法】書評:『ANAのVIP担当者に代々伝わる言いにくいことを言わずに相手を動かす魔法の伝え方』 加藤アカネ (著) サンマーク出版

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こんにちは、渡邊康弘です。

人に何かを正しく伝える。

簡単そうに見えて
相手に何かを伝えるのは大変ですよね。

できることなら、
「言いにくいこと」を言わずに
相手に動いてもらえたら、、、

そう思うことはないでしょうか?

私は典型的な正論を言い過ぎて
失敗するタイプ。

もう直ったと思っていたのだが、
こないだも、
つい感情的に耐え切れなくなって
正論を言って、また失敗。

すごく大切してきた関係が
瞬時に崩壊。

ああ、またやってしまった。
と反省したのは後の草。

本日ご紹介の一冊は、
そうした正義感や正論をつい言ってしまって
失敗した人が、

「言いにくい」ことを言わずに、
しかも、自分のことを
気に入ってもらえるようになってしまうという
なんとも、魔法のような一冊です。

 

 

ANAのVIP担当者に代々伝わる言いにくいことを言わずに相手を動かす魔法の伝え方

ANAのVIP担当者に代々伝わる言いにくいことを言わずに相手を動かす魔法の伝え方

 

 

もし、あなたがいまこの時点で
「ルールですから」
「私としては」
「現場がわかっていない」
「自分のことを棚に上げて」

こうした言葉を使っているのであれば、
いますぐでも、本書を読んだ方が良い。

その理由は、こうした言葉を用いては、
いくら角が立たないように伝えようと持っても、
相手の感情はコントロールできないもの。

かえって、火に油を注いでしまう。

あなたとしては、
せっかく勇気をふりしぼって
「言いにくいこと」を伝えたのに、、、、

かえって相手がさらに怒ってしまった。

(内心、怒ったのは図星だからでしょ。
言われなくないことをついたから、当然だ)

しかし、心の中でそう思っても、
言われた相手は、ずっと根に持ち続け、
人間関係がぎくしゃくしたり、
大切なクライアントを失ってしまう。

たった一言が命取りに。

でも、「言いにくい」ことって
そのまま、ほうっていいのでしょうか?

我慢して、ストレスを抱えて、
そして、やり過ごすのがいいのでしょうか?

始めの冒頭に、
本書の編集担当の池田るり子さんが
「この本ができたわけ」をこう話しています。

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ガマンしていても、物事はいいほうへ転がっていきません。
仕事相手と一緒にいいものを作り上げることもできないし、
上司が話を早く切り上げてくれることもありません。

でも、やっぱり、言いにくい・・・。
「言いにくいこと」を言わなくても、
願うとおりに相手が動いてくれたらいいのに・・・。
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そう考えて思い出したのが、
「機内での出来事。」
客室乗務員さんはどうやって、
「言いにくい」ことを対応していたのか?

そうして、相談したのが
航空業界で有名な「伝説のCA」
加藤アカネさんだったそう。

そして、「アカネさん、もっと教えてください」
と叫んで、できたのが本書だそう。

 

--レゾナンスポイント 本書で心が響いたところ---

じつは、「言いにくいこと」を言ってしまうからこそ、
相手は気持ちよく動いてくれないのです。

普通の人は、正論を言って、相手を動かす。
うまい人は、それとなく伝え、動かす。
超一流は、伝えずに動かし、しかもこちらを好きになってもらう。

「あの人は現場がわかってない」
しかし、これこそもっとも言ってはいけない言葉なのです。

責めて上司をギャフンと言わせるのではなく、
上司を頼りにしているという前向きな感情を乗せること。

お怒りの方の心のささくれを少しでも軽くできるように配慮します。

CAの役割は、警察官のように秩序を守ることではなく、
皆様に快適に過ごしていただくことです。

相談されていない=自分は信頼されていない。
そうとらえる上司は少なくありません。

「本音のところを教えてください」

ダメな点をあげつらって、無理に改善を迫らないこと。
意見に不足があっただけで、あなたは変わらず期待していると
メッセージを発信することです。

「ダメな状態を知っているおまえだからこそ、できるだろ」

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本書にもう少し早く出会ってたら、
と過去の自分の言動をみて
いろいろと反省する点が多い一冊だった。

本書を通じて、
私のように正論を言って
失敗するのではなく、

うまく言わずに動かし、
うまくいって欲しいなと思う。

その世界に惹きこまれる一冊!

おすすめです。

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